年末に仙台へ帰省した折に地元の三越で高橋留美子展が開催されていました。
学生時代の友人が教えてくれたのですが、本当に感謝です。
もちろん見てきましたとも。

見破る方も時々おられますが、僕のキャラクターデザインの根底には実は「うる星やつら」があったりします。
サンデー連載当時、このマンガの模写などを通して絵の勉強をしたものです。
その後に影響を受けた作家さんが多岐に渡るので、まったく違った絵柄に行き着いてますが、昔は資料も見ずにラムちゃんやあたるやテンちゃんや錯乱坊などを描けたりしたものですよ。
実は高橋留美子先生の生原稿を見るのは初めてのことでしたが、やはり印刷物で見るのとナマで見るのとでは受ける印象が大きく異なりますねぇ。
久しぶりにGペンとパイロットの製図用インクで絵を描きたくなって来ましたよ(笑)
あと何げにポイントが高かったのは、いろんな漫画家さんやイラストレーターさんの描いた「ラムちゃん」が展示してあったことです。
これは凄かった。
PC出力のものもあったのかもしれませんが、ほとんど生原稿だったと思います。
スゲー!
原哲夫先生の描くラムちゃんとか、星野之宣先生の描くラムちゃんとか、北条司先生の描くラムちゃんとか、吉崎観音先生の描くラムちゃんとか、いとうのいぢ先生の描くラムちゃんとか・・・・・・
2008年最後にものすごく有意義な時間を過ごすことができました。
去年は「絵を描くゾ!」などどほざいておきながら、結局ひとっつも絵を描かなかった僕でしたが、高橋先生の絵を見ながらずっと心の中で「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。」とつぶやいておりました(><;
今年こそは絵を描く頻度をアップさせたいですね。

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